こんにちは、NBW吉田です。
本日は「疑問を持つ」についてです。
身体に関することを学ぶとき、何でそんなちょっとしたことをするだけで効果があるの?とか、なぜその順番なのかな?って疑問に思うことがあります。
でもそこで教えてくれた先生にそのタイミングで質問はしないようにして、あえてモヤモヤした状態で帰るようにします。そのモヤモヤが行動のエネルギーに変換されるからです。
疑問をそこで解消すると、行動に移らない
その疑問というのは、自ら仮説を立てて検証をすれば、答えは見えてきます。
でもすぐに答えを聞いて頭で納得してしまうと、それ以上動くことはありません。
感じた疑問を自分で仮説・検証をして、その上で更に疑問が湧いたら先生に質問をする。
そうすることで先生から教わったものから、自分のものになってきます。
わたし自身も先生から教わったことで自分の中に残っているもの、そこから発展させられたことというのは、そういうプロセスを経て、自分のものになったからだと思います。
専門家だから間違いないは危険
わたしが元々そうだったかというと、そうではありません。
中学3年の時に右肩を痛めて、病院の先生やトレーナーの方から教わったことを言われるままにやって、身体の故障がどんどん悪化・拡大した経験があるからだと思います。
専門家が言うことだから間違いないと信じ、良かれと思って行なったことが悪化させる原因にはしたくないので、ちゃんと自分で確かめるというプロセスを踏むようになりました。
だから常に疑問を持つようになったと思います。
疑問の一例を紹介します
手技で相手の左側に位置するというのがあります。
そこで「そういうもんなんだ、覚えよう」で終わらせず、右側にいたらどうなるの?
普段と反対の順でやってみるとどういう変化が出るの?
こういうものを一つ一つ確かめていきます。
その結果、だから左側だったんだぁと腑に落ちることになるかもしれませんし、反対をしてみることで新たな可能性が拓けるかもしれません。
本日は以上になります。