こんにちは、NBW吉田です。
本日は、重いものを軽く持つについてです。
身体は一部分で頑張ると、負担がかかってしんどくなります。
部分の頑張りをやめると、その奥が協力し始める
例えば前腕で持っていたら、前腕の筋肉だけで頑張って負担がかかります。
持っているけど、前腕の筋肉の頑張りをやめると、次は上腕の筋肉が稼働しはじめます。
更に上腕の筋肉の頑張りをやめると、次はその奥というようにどんどん稼働する場所が体幹に近くなり、中心に集まると、次は地面方向に下っていきます。
結果的に持っているのは手でありながら、支えているのは足を含めた全身の状態。
子どもが小さい時に抱っこをしていて、最初にこれを感じました。
子どもを抱っこすることで自分の身体が楽になる!?
腕で支えていると、腕がしんどくなります。
無自覚だったとしても、腰で部分的に頑張ったり、力んでいたとしたら、どんどん腰に負担がかかります。
腕や腰など部分で支えているのを抜くと、肩→胴体→足というような形で子どもの重みが移動していきます。
その結果、子どもの重みが足の裏まで移動して、持ってるという重みがほとんどなくなりました。
その後身体をチェックすると、全身がつながって動きやすくなっています。
重いものを持つほど、身体が楽になって動きやすいというのはとても興味深いですね。
ただこの写真のように、昔の日本の女性は300キロの米俵を担いでいたと言われています。
どこか身体の部分に頼っていたら、その重みがダイレクトにその部位にかかるので、そういう身体の使い方はできませんよね。
本日は以上になります。