日々のこと

健康ってなんだろう?

日々のこと


先日、クライアントさんと
「健康って何でしょうね?」というお話をしました。

健康とは…?

・全身どこにも不調を感じないこと
・健康診断で問題がないこと
・薬を飲んでいないこと
・仕事や学校に予定通りに行けていること
・朝スッキリ起きて夜グッスリ寝られること
・毎日うんちが出ること…???

健康って、なんなんでしょうね?


健やかさ


健康とは、
 
自分で自分を健やかだと感じられること

クライアントさんが仰ったこの言葉に、納得でした。

「私は、いま健やかだ」と思えること。

とてもシンプルで、核心を得ています。

 

健やかさと、健康

 
でもそれって、
実は結構難しいと思いました。

そもそも健やかさは多種多様です。

身体の働き、自律神経、メンタル。
人間関係、経済、環境、文化、思想。

経験によっても
価値基準が大きく変化します。

数値化できないものや、
数字には見えないものもある。

この難しさから、
ざっくりとした「健康」というイメージで着地したり、

ひとまず、自分の感覚は置いておいて、

誰かが決めた基準値の範囲で
「大丈夫」としてしまう事が多い気がします。

自分で決めていい


健やかさとは、いったい何でしょう。

基準で定めた共通概念の「健康」ではなく、「健やかさ」。

ここが重要な気がするんです。

健やかさは、人によって違うもの。

だからまずは
自分にとっての健やかさを知ることが大切です。


逆に、他人の基準を用いたり、
自分以外で良い悪いが決まってしまうと、

たとえ屈強なアスリートでも、
何かを優先して、自分を壊す選択を簡単にできてしまうし、

たくさんの情報の中で、
より大きな影響があるものに、行き先を左右されてしまい

誰かや何かに保証してもらう方が、
正しく、安心できる状態にさえなってしまいます。

でも本来、
今の自分にとっての心地よさと違和感が一番分かるのは、自分です。

 

生涯にわたる健やかさ


さて、生涯の健やかさに直結する方法とは?

それは「自分の身体感覚を育む」ことです。

例えば、
筋肉をつけること、柔軟性を高めること。

それが今必要な方もいれば、
必要でない方も必ずいます。

それを感じて選べるのは、自分だけです。

自分がどう感じているかは、身体を通して知れるものです。

生涯にわたる健やかさは
今、自分の身体感覚を育むことから始まります。

小さなこと、日常から
「感じる・選ぶ」というプロセスを繰り返し、
積み重ねる経験です。

それが安全で、安心できることなんだと
感じられることです。

いそがば回れ。
回った先にいるのは、やっぱり自分なんだなと

クライアントさんとのお話を経て
改めて思いました。感謝です。

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