こんにちは、NBW豊田です。
今回は、色々な私がいるな〜と感じた出来事について。
NBWのコンテンツの1つに【NBWオンラインスクール】というものがあります。
半年間の動画受講で、NBWがお伝えしているベースを学べるものです。
先日その動画の撮影で感じたことです。
いつもは吉田先生と2人で撮影をするのですが、
今回はNBWで1年以上学んでいるメンバーさんに、ゲスト出演してもらいました。
すると、
・吉田と豊田
・豊田とメンバー
・吉田と豊田とメンバー
それぞれのケースで、私のモードが全く違うことに気づきました。
立ち位置、話し方、テンポ、話す内容。
どんな思考回路が働きやすくて、どんな感情が湧いて、身体のどこが反応しやすいか。
全てが違いました。
ある場所ではリーダーとして、また違う場所では縁の下の存在、時には末っ子役。
その場に応じて、さまざまな自分が引き出される。
これって実は、私たちのもつ自然な働きの中でも、すごいことなんだろうと思います。
私はつい数年前まで「ブレない自分さがし」をがんばっていたように感じます。
軸や、信念を持っている人に憧れ、そんな自分を目指して励んでいました。
でも今感じるのは、
そもそも色々な側面があって、環境や相手によって柔軟に引き出されて適応する可能性です。
たくさんの側面の中から引き出される
例えば、Aさんとの間では、私の中の「赤」の特性が出やすいとします。
だからAさんからすると、「豊田さんって赤だよね〜」と言われることがあると思います。
ともすれば、自分にとって影響力が大きな存在から「赤っぽい」と言われたら、「自分らしさ=赤」とまで思い込むこともできてしまいます。
でも、それはAさんとの間で引き出されやすい私。
私が「赤」なのではなく、赤の要素も持っている存在ということです。
これは、身体を通した体感ワークをたくさん味わった末に、納得しました。
同じことを誰とでも、何度でも実感できるから、わたしの常識の方が変わりました。
ある人に関わってもらうと、立ち上がりが楽になったり。別の人に関わってもらうと、前へ進みやすくなる。
2人の組み合わせが、3人になると、また変わる。
それぞれに特性があり、関係性によって、引き出されるものが無限に変わるんです。
ワークを越えて、日常に見つけられるまでの育み
そんな体感を重ねた結果、ワークを越えた日常の中でも、色々な側面があって、状況に応じて変化している自分を感じ始めました。
これは対ヒトだけではなく、
場所、組織、モノ、あらゆる関係の中に起きている事だと感じます。
1人で理想に近づくために頑張るんじゃなくて、
関わりの中で互いの間で見つけて、自分の中で深めることができます。
そして、そんな適応変化する自分と共に見えてきたのが、
変わらない部分もあるということです。
変わらないもの
大切にしたいものや、
嬉しいと感じるもの、悲しいと感じるもの。
アップデートされるものもあるけれど、
三つ子の魂的な、基盤となっているものが一人一人にある気がします。
自分の中の変わらない部分を知っているからこそ、
より柔軟な変化を厭わない、ゆらげる人。
そんな人を、過去は「ブレない人」として憧れていたのだろうし、
今はたくさんの日々を丁寧に積み重ねた人なんだろうな〜と、尊敬を感じます。
「私」にはいろんな可能性があって、変わらない大切な部分もちゃんとある。
そしてそれは、頑張って作り上げたり、手に入れるものじゃなく、他者との時間によって、自分の中に見えてくるもの。
思想じゃない、体感の世界
今回の気づきは、全て体感ワークからのものです。
何度やっても、誰とやっても、身体からその時の答えが出ます。
ここに大きな価値があるように思います。
体感が元になった視点は、思想や関係性の影響を受けにくい、シンプルな潔さを感じます。
もし違った結果が出ても、そのままを受け取って、また新たな仮説検証をすればいい。
自分とは違う視点を頂きながら、他者と体感を共有すると、いつだって自分の枠を越えて、生涯にわたり、可能性に出会える気がします。
ご縁のある方は、いつか一緒に体感しましょう^^