こんにちは、NBW吉田です。
身体コミュニケーションで重要なのは、確かめること=検証です。
身体は言語として表現することができないので、何かを行う前と行なった後をチェックすることで、その効果を確かめていきます。
確かめる方法は大きく分けると、1人・対人があり、視点も主観と客観に分かれます。
それぞれに良さと陥りやすいポイントがありますので、今回はそれぞれ紹介していきます。
〈1人チェック〉
①主観的→動き+感覚
⭕ 他に影響されず、自分の感覚を深められる
❌ 思い込みや偏りによって実際とずれていく可能性が高い
②客観的→主観+他の視点
⭕ 自分の感覚と第三者の視点を総合して判断できる
❌ 相手の習熟度や視点によって見る場所変わる
⇒偏った捉え方や無自覚のパターンに陥らずに、自分の感覚を積み重ねることができます。
〈対人チェック〉
①客観的→変化値、結果
⭕ 感覚であやふやにせず、変化を認識できる
❌ 相手の影響力が大きい場合、相手の意見に流されやすい
②主観的→数値化できない部分や、結果前後の気づき
⭕ 目的優位に結論づけて終わらず、身体の変化を、感じ続ける事ができる
❌ 身体とコミュニケーションを育んでいないと、変化の受け取りが曖昧になる
⇒希望する変化・理想に引っ張られずに、実際の変化を見る事ができる。
⇒他者の存在の影響があるからこそ、身体の発展を感じ続ける事ができる。
こうやってそれぞれの良さと陥りやすいポイントを見ていくと、どれかだけに偏ってしまうと、1人でずれたり、相手に流されてしまいます。
そういったことを踏まえて、自分の身体とコミュニケーションする→相手を通して自分を知るという流れがとても大事になってきますね。
本日は以上になります。